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なぜ、インド舞踊|クチプディを始めたの?

一口にインド舞踊と言っても色々あります。私のインドの拠点、タミール・ナドゥ州のチェンナイは、インド音楽・舞踊といったインドの古典芸術の中心地でもあります。

私がチェンナイでインド舞踊・クチプディを習い始めたのが、今から約25年前。その前に日本でご縁のあった2人の先生からバラタナティヤムを習いましたが、インドで本格的に習うのは、はじめての経験ですし、クチプディに関しては、誰かに教えてもらったり勧められたわけでもなく、知識も技術もまさしく0からの出発でした。


インドのインタビューなどで間違いなく聞かれるのが、「あなたが、インド舞踊(クチプディ)を習うきっかけとなったものは?」というものですが、細かい個人的な事をすっ飛ばして言えば、「インドで観た古典舞踊の公演に本当に感動したから」です。それが、私の人生を動かすくらいの度合いであったという事が舞踊家になるきっかけとなっているのです。


そのインドで出会った素晴らしい古典舞踊がクチプディである事(注:今でこそわかりますが、素人にとっては「クチプディ」も「バラタナティヤム」も流派が違う同じ舞踊の様に見えます)は、その後で調べてわかるのですが、たまたまカッコいいクチプディにインドで出会った事と「私もこの舞踊を習って近い将来このステージに立つ」と唐突に言い放つ私の野望を長きにわたり一緒に応援してくれる家族(夫)がいたこと。この2つが、整わなければ今のわたしは、ありえないし、no kuchipudi no lifeの私の人生もスタートできなかった事でしょう。

インド舞踊をはじめたきっかけを振っているインタビュアーは「外人がインド古典舞踊のどこに魅力を感じて、なぜ好き好んで難しいトレーニングを異郷の地で続けているのかということよりも、いったいどんな風にどうやって古典芸術と出会って、なぜ好きになったの??」というものなのだと想像しますが「なぜ、インド舞踊をはじめたのですか?どうして、クチプディを?」というインタビュアーには、「恋したことありますか?」と聞き返すことにしています。

「だって、出会っちゃったんだもの。だって好きになっちゃったんだもの。好きなところだったら言えるけど、なぜ恋したのかなんて、神様に聞いて」そんな感じに言います。

一度もそのくだりを載せてくれた取材の方はいらっしゃらないですけれども。。。。。笑。


インドで観たその公演は、「マーマラプラムダンスフェス(その時は、マハバリプラムダンスフェス」という舞踊祭の中の一つで、出演されていたのは、クチプディレジェンドのグル・ヴェンパティチンナサティヤム主宰の「クチプディアートアカデミー」のダンサーズでした。

25年前はまだネット環境もそんなに整備されておらず、ダンスフェスティバルの出演陣を知るのも時間がかかることになるのですが。


その舞台を観た一年後、日本のやっちゃもっちゃを片付けて、感動的な舞台の記憶とやる気と身内の応援だけを胸にチェンナイに飛び込むことになるのです。


誰も知り合いのいないチェンナイで、その後、インドの愛しい師匠たちに出会うのは、また次のお話しで。







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